2010年2月27日土曜日

ウッドピタで講演会!!


「木造住宅の耐震リフォームについて」
NPO法人耐震化アドバイザー協議会の副理事としてウッドピタ本社ショールームで一般の方を対象にしたセミナーで講演をして来ました。
私は、このような、講演会は初めてで講演内容どのようにするか悩んでいたのです。いろいろ考えたのですが、いつもの耐震相談の内容で話をしようと思い内容を整理して挑みました。初め講演時間を20分位でお願いしますと言われていましたが、当日現場に着いてから「30分でも40分でもいいのでよろしくお願いいたします。」と言われ、リハーサルをしているわけではないのでどのくらいの時間で話が出来るのか分かるはず無く、ぶっつけ本番です。今日は朝から小春日和で非常に暖かく午後ですので話の内容では眠くなるのではないか!思っていました。耐震化の啓発に少しでも成ればよかったですが50人位のお客さんの中に何人の方が制約に繋がったのか知りたいところです。

2010年1月29日金曜日

制震装置「減震くん」












 今日は、耐震改修工事の現場で制震装置の取り付け指導と講習を受けて来ました。今回の制震装置は地震時の揺れのエネルギーを吸収して柱・梁の接合部分の破壊を抑える装置です。この装置自身は日立製でエドガワ木材工業との共同開発した。構造用合板とダンパーを複合したGHハイブリッド制震装置です。最近は非常に多くの制震装置が開発されいますが、この装置は、建物に応じて日立が揺れのシュミレーションを行ない、階高さの1/30の揺れを制御数値化して示してくれるのです。他のメーカーここまでするところは無いのです。
 今日初めて装置を取り付けた大工さんは、以外に簡単に取り付けが出来たので、今後もこの装置を使いたいそうです。
この制震装置は、日本の伝統工法の考え方を取り入れた考え方です。「柔よく剛を制す」という言葉が有りますよね!まさにこの言葉にぴったりの装置です。
世界最大の振動実験場Eディフェンスの振動実験です。(下記は実験動画です。)
現在の耐震補強金物を装備した新築の三階建て住宅と以前の基準の三階建ての住宅の実験です。ところが倒れてはいけない側の住宅が完全に倒壊してしまいました。ガチガチに硬い建物より、揺れを吸収した方が、倒れないのです。そんなことは、昔の1000年以上前の大工職人は知っていたのです。明治以後イギリスから来た建築家コンドル等による、西欧建築の流れから生まれた構造基準なのです。これは、昭和25年に施工された筋交いを壁に入れた壁量による構造基準なのです。日本の文化は自然の力に逆らわない「共生」と言う考え方が有るのに、どこかにこの考え方を忘れてきたように思えるのです。
愛知県では、この制震装置を取りつけても、耐震補強の壁強さは考慮されても1/30以下の揺れを抑えてもその制御を考慮をしてもらえないのです。








































2010年1月9日土曜日

木塾-4










人間は、自然に生かされている! 住まいも、日本の伝統工法の素晴らしさ、究極のエコロジーが日本人の本来の暮らしを考える機会に成れば・・・・ 今日、私は、「木塾-4」金沢工業大学名誉教授 鈴木 有さん講演会でした。非常に衝撃的でした。環境再生、エコ、省エネ、家族の絆、環境共生、地域の和、すべてが伝統工法から生まれるのです。 戦後の住宅建築のつくり方が、今見直さないといけない時期に来ている感じがしました。現代病や子が親お殺す!親が子を殺す!痛ましい事件など、その原因が今の住まいづくりに有るのです。 帰ってくるとTVで「森のラブレターⅡ感動!」その中で冒頭のYouTube で紹介されていた「107+1天国はつくるものⅡ」と同じ場面が出てきたのです。自然に生かされている人間、何万年と自然素材で育てられてきたのに、たった数十年前から変わってきたのです。簡単・便利・合理的だけでは測れないものが有ります。それが本来の伝統工法による日本の住宅なのです。
この伝統工法による住まいづくり良さを、私たちが一番理解して、それを一般の住宅に生かしていかないといけないのです。
1.木の住み心地がいいのは、木や土や紙の持つ調質性によります。
2.伝統工法の家は、地震のエネルギーを逃がして被害を最小気にします。「柔よく剛を制す!」
3.伝統工法は、確りつくれば断熱性能も現代の断熱工法と変わらない。
4.伝統工法は、すべてが再生可能素材でできている。
5.日本の風土に適した暮らしの原点が伝統工法です。
6.それぞれの職人たちの顔が見える心のこもった技による家づくり
7.そこに家族の絆が生まれるのです。

2009年12月23日水曜日

建物拝見!!




今日は、寒い朝でしたが、、川上屋で「栗きんとん」をお土産に買い、一宮のI邸に・・・


実は、今年4月にアースデザイン設計で完成させたお宅を拝見したいとお客さんと訪問する日でした。


玄関を入ると二階に続く階段・廊下・リビング・ダイニング・キッチンまで一体に成っているのに入った瞬間暖かさを感じるのです。インテリアに合わせて家具が、ブラウンでコーディネートされエキゾチックでリゾート風に落ち着いたお宅成っていました。御夫婦のセンスが私の考えと合って設計者として有り難く嬉しくなりました。
このお宅は、地熱を利用して深夜電力で家全体が暖かく、私は床のバリヤフーも必要ですが、ヒートショックを防ぐうえで温度のバリヤフリーも重要に思っていて最適なシステムを採用したと思っています。また、オール電化を採用してお婆ちゃんも御自分のIHキッチンをお使いで全体の光熱費が非常に安くなっているのです。実際の電気代の状況を御主人にエクセルデータ化していただき私たちもびっくりでした。
そんなお話を私たちと一緒に聞かれていたクライアントさんは、今まで考えてきた御自宅の計画を180度変えて見直すことに気がつかれ、住まいづくりの価値観をどこに置くかを家族で考え直すことに成りそうです。
そんなお話の中で、一歳と三カ月の子供さんは、暑くて靴下を脱いでしまい、日が差してくるとじっとしているのに汗ばむ感じも中、子育ての話も出て、若いご夫婦のクライアントは先輩のお話も伺うことができたみたいで、二時間近くお邪魔させていたきました。
やはり、建築は自分の五感を使って感じることが必要ですね!
インターネットがいくら発達してもバーチャルでは体験できないものが有りますね!
ありがとうございました。

2009年12月17日木曜日

建築家と創る1000万台の家プロジェクト!

建築家と創る1000万台家プロジェクトいよいよスタートです!!

第一案は<スキップフロアーの家>

スキップフロアーを考える中で、中庭を中心に三つのフロアーに
分けました。南側が山で樹木が有る為に、正面からの採光より
中庭を通しての採光と通風を利用しました。リビングから一段上ったダイニングは、スキップの最初のフロアーです。フロアーを上げることで東側の景色と採光も確保でき、アウトデッキも有り、山のコテージに来た感じになりました。また、ダイニングの床下には大容量の収納が確保できました。キッチンはオープンキッチンで流し台とダイニングテーブルが一体となったモダンなキッチンです。
天井も屋根勾配に合わせた勾配天井で開放的です。
二段目のフロアーは、子供室-2で水周りの上になっています。
三段目に主寝室と子供室-1のフロアーになっています。バルコニー床は、樹脂グ
レーチングにして、1階のリビング南側に採光は入るようになっています。
もちろん使用素材は、自然素材を重視した選りすぐりの素材を選びました。
ファサードは、シャープなデザインとして、玄関部分高さを強調する為に縦ライン
のサイディングを採用しました。
これから、まだまだ、新しいプランが出来てきます。楽しみにしてください!!

2009年11月28日土曜日

かわいい学習塾の完成!!

いろんな思いがこもった 小さな学習塾が完成しました。以前は、住宅を改造した学習塾で伊勢湾台風うの年に建てられたので築約50年は経っていた建物で老朽化が進み耐震性にも問題があったので、クライアントが「ご自分たちの家よりも先に子供たちの教室をよくしたい!」といことで進められた計画でした。教室は6帖と8帖+6帖の二教室で手前の教室を通らないと次の教室に入れない状態で、子供たちは外から直接靴を脱いで教室に入ることになっていて、雨の日はビニール袋に靴を入れて授業を受けていたようです。しかし、そんな狭くて使いづらい学習塾でも、生徒さんは指導の先生(クライアント)の教育指導が親御さんに支持され、多い時には220人もの生徒さんが勉強に来ているそうです。それも宣伝はしなくて口コミだけで広まっている学習塾なのです。

 今回の計画は、限られた敷地の中で最大限利用して、優しさ、開放的、アットホーム、自然素材、エコ、省エネ、安心、安全などをテーマに子供たちがノビノビ勉強ができるようにと思いで建設されました。
 ファサードは、長方形平面の総二階ですが、木調製の外壁を一部採用して、玄関部分とラインを合わせ二階の面格子を設け玄関の正面には丸窓があり、これが中から子供たちが駐車場で待っている親さんたちがよく見えるようになっていて四角い表情の中にも柔らかさを出しています。また、丸窓が口だたすると照明器具が目でなんだか「笑顔!」に微笑んでいるように見えませんか!お庭は、既設の庭石を庭師さんに上手くレイアウトして頂き、枯山水のような造形になりました。
 内部は、床がナラ無垢フローリング+オスモ自然塗装、壁は腰が品合板+オスモ塗装・薩摩白洲壁自然塗り壁、天井は化粧石膏ボードになっています。階段がアクセントになっていて今回は、クライアントのたっての要望でドアハンドルと階段ササラと手すりがスチールの赤色され子供たちにも気に入ってもらえそうな「かわいい!」愛着の湧く仕上がりになりました。

 この学び舎で、沢山の子供たちが一生懸命勉強されて目指すの学校に入って巣立って行く姿が想像できます。楽しみですね!



























2009年11月26日木曜日

木塾-2







奥三河の豊根村へ「木塾」の研修会で行って来ました。築100年以上の古民家と森林の現状、木材の製材現場を見学して、日本の伝統工法の良さと山の悲鳴を上げている現状を肌で感じてきたのです。
山から非常な労力を使い手間お掛けて製材をして丹精込めた木材を何とか地元でいかに使って行くか私たちの使命のように感じました。
戦後の焼け野原に「これからは、住宅だ!」と言うことで、全国的に植林が進み60年以上経った今やっと成長した良い木が伐採の時期に来ているのに、この木の価値がないのです。外材に押され売れないのです。木一本が大根一本より安いと言われています。インターネットを通じて現地で製材して直接顧客まで届ける形が少しづつ出始めていますが、最近は大手ハウスメーカーが山ごと買い、自社の製材工場で製材してしまうそうです。地元を飛び越えて行ってしまうのです。
地元の材木を地元で使うことや地元産の木材の良さをもっと末端の消費者に知っていもらい、設計事務所として良い住宅を提供して行きたいと思っております。