2011年9月18日日曜日

中部経済新聞に掲載されました!



9月8日中部経済新聞にアースデザイン設計の耐震工事の


取り組みについての記事が掲載されました。


弊社の特徴は、GHハイブリッド製震装置を採用して、耐震補強+製震工法を取り入れた補強計画をご提案しています。


これは、本来伝統工法が持っている、地震の力を受け流すと言う考え方です。長い日本建築の歴史の中で考え出された日本人の知恵を現在の在来木造建築に採用したものです。


耐震工法と言えば、筋交い、構造用合板、スチールによる外付け筋交い工法などが一般に知られていますが、これらは、西洋建築の考え方に基づいたものです。地震力に耐えうる強い建物にすると言う考え方です。


現在の在来木造構造では、木と金物で土台と柱、柱と梁を結束するのは接合金物です。これは、木と鉄ですから、強い力が掛ると当然、木が金物に負けて割れてしまうのです。
 

この、仕口を守るのが、製震装置なのです。木が割れてしまう、揺れ幅が1/30を超えないようにするのです。

この製震装置は、繰り返し襲ってくる余震や地震力と共鳴を起こすとより大きな被害を防いでくれるのです。










2011年9月13日火曜日

無料耐震相談会開催!!



まだ、暑い日が続いています。


いかがお過ごしでしょうか?


秋の行楽シーズン到来ですが、少し瀬戸市中水野まで


足を伸ばしてみませんか?



弊社では、無料相談会を開催したします。


住まいについての「お悩み」・「疑問」・「質問」を


アーデザイン設計の建築士が、無料でご相談を承ります。



例えば・・・・


・住宅用地にドン跡地が良いか?


・自分の理想としている建物が入る土地を探したいのですが?


・土地探しも手伝って頂けますか?


・デザインは良いけど建設費はどの位掛かるの?


・保証はどうなっていますか?


・坪単価はいくらぐらいですか?


・設計費は高くないですか?


・耐震性能は?


・断熱性能は?


・住宅設備は?



などなど、ご質問を承ります。どうぞご気楽にお越しください。


相談は、ごゆっくり時間を取りますので、予約をe-mail・お電話にて
お受けいたします。

2011年9月4日日曜日

太陽光発電導入記-2




太陽光発電を導入に当たり、オール電化にしないと意味がないと


思われるかもしれませんが、私は、床暖房の加熱は既設の灯油ボイラーをそのまま使いました。そのことは先回も紹介しました。


もうひとつは問題は、調理器具です。これは、以前から気にしていた。IH調理器には電磁波の問題が有るからです。それをクリヤーしたかったのです。そこで良い物を今回はご紹介を致します。


それは、ガスでもない、IHでもない第三の調理器:ラジエンドヒーター!!!です。


IHの便利さに隠れて、あまり知られていませんが、ヨーロッパでは、IH調理器具よりラジエンドヒーター主流です。(ドイツ ミーレ社製など)
http://www.miele.co.jp/jp/domestic/products/CombiSets_Geraete_45829.htm

現代の生活の中で電化製品からの電磁波は避けて通れません。電子レンジで30~200ミリガウス
LEDテレビ1.3m離れて40ミリガウス、IH調理機器が40~2000ミリガウスなどです。その中で
飛びぬけているのが、IH調理器具ですね!

これに比べて、ラジエンドヒーターは3.5ミリガウスしかないのです。

<長所>


  • 鍋の底が平らで有れば鍋の種類を選びません。


  • 遠赤外線効果で食材を美味しく煮る・炊く・蒸す・焼く・炒める・揚げるが出来ます。


  • 余熱料理ができてとっても経済的


  • お掃除もフラットなので簡単!お部屋も汚さずクリーン


  • お餅を焼いたり、海苔を炙ることが出来ます。



    1. <短所>


    2. IH比べて少し室内が暑くなる。(ガスと比べると遥かに暑くない)


    3. 電気を切ってもコンロ上面は熱い


    4. IH比べて僅かですがエネルギー消費が大きい


    5. 沸騰の早さはIHの方が早い


    6. IHと比較してコンロに汚れが付きやすい(簡単に取れます。)



      1. 我が家で実際に使用してどうか?私はIHは使ったことが有りませんが、コンロと比較してほとんど変わりなく調理出来ます。また、よく我が家では圧力鍋を使って玄米ご飯を炊きますが、遠赤外線の効果で米粒がふっくらしているのです。明らかにガスで炊くのと違いが分かりました。余熱を利用して、煮物も上手く煮えました。ハンバーグは特に遠赤外線の効力で中まで上手に火が通り美味しく作れます。これから、私も料理が楽しみになって来ました。

        オール電化でIH調理器具を使うのが常識になっていますが、ラジエンドヒーターも選択肢の一つになりました!

        私の家のラジエンドヒーターは、大手メーカーT社製です。このメーカーは、ロースターが片面焼きでした。製造メーカーがOEM供給していて、販売元が違うメーカーでは、値段が高い(約5万円)ですが、両面焼きも有ります。表面がブラックではなくシルバーです。どうもこのラジエンドヒーターは日本では、SK社1社が製造しているようです。操作方法、スイッチ・パイロットランプの位置が全て同じです。

        電磁波の影響は、原因は、はっきりしていませんが、小児がんの発生率は、10年前の二倍になっているそうです。これは、妊娠中の母親の環境に影響しているようで、前面では電磁波予防エプロンをしないでIHを使っての妊娠中の料理、後ろでは電子レンジなどにより非常に電磁波の影響を受けやすい環境の中にいるとメラトニンと言う物質が癌を抑制機能が有るのですが、電磁波によりメラトニンがなくなってしまい癌になりやすい体質になるのです。








        また、ホテルなどの厨房でもオール電化が進んでいます。そんな中でよく聞くのが、「耳鳴り・動悸」などが起きるようです。
        放射能と同じですが、実際どの程度浴びると人体に影響するのかよく分かりませんが、出来れば浴びないようにした方が良いと思います。

        2011年8月28日日曜日

        太陽光発電導入記-1








        1995年完成の自宅の太陽光パネルの設置を検討に入って2カ月がたちました。ガスコンロ、灯油ボイラーも15年以上経ちましたが、まだ全く健全で壊れてはいません。しかし、全体のエネルギーコスト(電気13,000円+ガス3,500円+灯油6,500円)は、月平均23,000円/月も掛っているんです。これを見なをすことから始めました。



        太陽光を乗せることで、使用エネルギーをオール電化したいのです。私の家の加熱器具の仕様は以下です。これを電化にしないといけない!





        1. 給湯・床暖房をそれぞれ灯油ボイラーを使用しています。 →エコ給湯・ヒートポンプ式ボイラー


        2. 調理コンロはガスを使用しています。             →IHコンロ


        ここで、問題は、床暖房です。床暖房は、専用ボイラーで過熱をしていますが、これを電気のもの替えると、ヒートポンプ式の設備になります。この機械のメーカーは、二社問い合わせると、「ヒートポンプ式は、お湯を貯める貯塔タンクが有りますが、このタンクの貯塔温度は64度程度で、ボイラーの場合は80度以上で立ち上がりの時間が掛りますが、エネルギーコストは灯油式ボイラーと比べて圧倒的に安く出来ます。」とのことでした。カタログには、エアコンなどの補助暖房が必要あるいは、断熱工事必要とあります。


         私の家は、LDK(約20帖)に床暖房をしています。また、壁の仕上げがコンクリート打ち放しなので、部屋が暖まるのに時間が掛るのです。(暖まると冷めにくい)また、オール電化をするメリットは、電気使用量の5%が下がるのです。この実際の金額は、私の家では、13,000×5%=650円の割引です。年間7,800円です。この金額を取るか、快適性を取るかですが、私は床暖房は、快適性を選択しました。


        以上で使用エネルギーの決定をしました。


        また、次回はその他の設備機器をどのようしたか詳しくお伝え致します。




        2011年7月23日土曜日

        東海の注文住宅に掲載しました!



        7月21日発売の「東海の注文住宅」に掲載されました。


        早速問い合わせが有り、午後からモデルルームの掃除です。


        モデルルームには、クーラーが無いので扇風機二台を自宅から持ち込み


        さー、お客様をお迎えです。


        新しい企画として高品質でデザイン性が高く、変化に富んだ空間「質・観・良家」の住まいです。


        中庭を囲んだスキップフロアーの家なのです。


        この家は、中庭を通して風と光を感じながら二階へ空間をつないで行き、


        家族がその空間を共有して、絆が自然に育まれる家なのです。


        お気軽に!問い合わせをお待ちしております。

        2011年6月7日火曜日

        耐震補強改修工事

        西区U邸、昭和12年築の和瓦が載っていますが、小屋組は洋小屋で造られた住宅の耐震補強
        改修工事です。室内も古さを感じさせない非常に手入れが行き届き、ご家族がこの家に愛着をお持ちなのが伝わってきます。
        この建物は、柱が全て四寸角、土台は五寸角(栗材)、基礎は無筋コンクリートですが、幅は20㎝有り、非常に立派な住宅です。
        終戦前(1944年東南海地震)と戦後(1946年南海地震)を乗り越えてきていますが、現在の耐震基準での数値は、0.26と非常に低い値でした。この値の原因は、二階が載っている一階の東妻側の耐力壁が少ないのです。
        クライアントは、現在の使い勝手、イメージを損なわないように確りと耐震補強改修を望まれています。
        私は、この建物の良さを損なわないように、ただ強くするだけではなく、「柔よく剛を制す」の考え方で本来日本の伝統工法んの良さを生かしながら、繰り返し来る余震に対しても持ちこたえるように、製震ダンパーを組み込んで耐震補強を行ないたいと思っています。









        2011年5月28日土曜日

        耐震リフォーム-2




        中村区M邸の耐震リフォームです。


        細長い敷地に昭和12年築母屋と24年築の離れが


        有り、離れは以前染物工場で今は、住まいの一部と物置


        と成っています。なんとかこれを住まいに変えて、表の母屋を


        耐震改修したいのです。奥の離れから工事をしないと母屋が


        工事出来ません。相当手を加えないとリフォームが出来ません。


        母屋は非常に古く、無秩序に増築を重ね構造的にもよくない状態です。


        これをどのように、耐震改修をして機能的にも使いやすく快適に住まいに


        リノベーションするか!私達の腕の見せ所です。


        さ~どんな住まいに変身するか、楽しみですね!


        光と風を感じる住まいに大変身させます。










        2011年5月15日日曜日

        「木構造の基本知識」





         愛知建築士会 尾北支部主催で犬山国際観光センターフロイデで山辺豊彦氏による講演が

        ありました。


        建築基準法では、現在一級建築士が設計をすれば、確認申請では構造が不問(4号特例)

        になっています。


         これが勘違いを招き、「一級建築士が設計すれば構造検証をしなくてもよい。」

        この考えで一級建築士が工務店さんに頼まれてクライアントと一度も打ち合わせをしないで

        工務店さんがクライアントと決めて来た間取りをそのまま設計して構造の検証をしないで、

        申請だけを行ない監理もしないで業務を行なった建物が沢山あります。


         これは、昭和56年以前の建物が耐震強度が低く地震対して危険であると言うことで耐震診断

        が無料で受けられ補助金も頂けるのに、昭和56以後の建物でも危険な建物が有るのです。

        この建築基準法第6条第1項第4号(4号特例)が見直しになる動きが有りますが、まだ、施行に

        至っていません。

        そんな中で、仕様規定[壁量計算、四分割法、N値計算法、基礎仕様]の留意点や

        天然乾燥・人工乾燥材のそれぞれの使用部位による加工方法など、実務の木構造計画に

        活かせる役立つ講演でした。



        7月から始まる「木塾」にも山辺さんの木構造の講演が有り楽しみです。




        2011年4月30日土曜日

        ベーグル専門店 プティ・ボヌール 雑誌に載りました! 






















        昨年 アースデザイン設計が手がけ十年前に

        建設された住宅のガーレジ部分を改装して、


        10月に開店した、ベーグル専門店「プティ・ボヌール」が

        パン屋さん特集で、雑誌Cheekに掲載されました。



        私は天然酵母を使った、具だくさんの和風テイストベーグル
        が大好きです。モッチリして食べ応えが良いですよ!


        今でも、土日は午後3時に全てなくなるそうです。

        土岐市文化プラザ直ぐ隣に有ります。










        2011年4月23日土曜日

        耐震・リフォーム調査-1

        東北関東大震災から一ヶ月が経ちました。震災に合われ今日現在も
        厳しい避難所生活を強いられ頑張って生活をなんとか取り戻そうと
        現地では必死に奮闘されていると思います。
        私達にし何が出来るのか!
        私達は、此方で予想される、東海・東南海・南海地震に対して少しでも
        被害が少なくなるように耐震補強の促進を進めています。
        報道では、地震の被害より津波の被害と原発の影響の甚大さに
        重点を置かれていて直接地震の被害の状況がまだ伝わってきていません。
        予想される地震は、東北関東大震災と同じ大陸型の地震です。
        これは、大きな揺れが長く(約1分)続くのです。神戸の地震は断層による
        直下型の地震(揺れ10秒)です。地震の種類によって揺れ方が違うのです。
        この大陸型の地震が建物にどのように影響しているのか、まだ、調査が進んで
        いないのと津波で流されてしまったので、全貌が掴めていないのが現状です。

        耐震・リフォームの現地調査です。
        名古屋市中川区H邸 昭和56年以前のお宅です。増築されて外装はリフォームされていて綺麗です。
        リフォームの時に耐震補強をされていると費用は安く出来ます。






        名古屋市中村区A邸 昭和40年代に新築され昭和50年代に2階を
        含めた増築をされています。ベランダがコンクリート打ちで非常に重たく
        建物に悪い影響を与えています。




        名古屋市瑞穂区I邸 昭和28年築で途中3回の増改築をされ面積的に大きなお宅です。内部は、自然素材を使った住まいです。南側の
        大きな開口で重心と剛芯のずれが大きいく補強値が低くなっています。

        2011年3月12日土曜日

        観測史上最大地震M9.0


        昨日は、大変な地震が発生しました。東海・東南海・南海地震方が先に来るのではと

        予想されていたのに、宮城沖を震源とした巨大地震が起きてしまったのです。

        報道を観ていると、地震そのものによる倒壊の被害より、津波の恐ろしさが際立っています。

        大陸型の地殻変動による地震の特徴です。特に三陸沖地震は昔から津波に襲われ津波の危険性に備えているはずなのにそれを遥かに超える津波による被害が出てしまいました。東海地震等にも同じ津波の危険性が有ります。


        丁度その日、私たちは(NPO耐震化アドバイザー協議会)、名古屋駅近くのウィンクあいちで

        愛知県住宅課 主幹 川端寛文氏による「どうしたら耐震改修が増えるのか-耐震化アドバイザーへの期待-」と題して講演会をしました。

        これは、すでに愛知県の耐震化アドバイザー養成講座を終了されて方を対象に行われました。

        アドバイザーの方が、それぞれの地域のコミュニティーと行政に働きを掛けして、専門家と一緒に

        なり、少しでも多くの方の耐震化を図れないかとが改めて考えさせられました。

        2011年3月7日月曜日

        第五回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ 優秀賞受賞

















        今年になり始めての投稿です。
        暖かくなったかなと思ったら、また、寒さがぶり返していましたね!
        先週3月4・5・6日と3日間名古屋吹上で「ハウジング&リフォームあいち2011」が開催されました。
        私は、NPO法人耐震化アドバイザー協議会の一員として出展して、無料耐震相談をお受けしました。


        昨年は、3日間雨で来場者は少なかったのですが、今年は、30万円の上乗せ補助が決まり、私どもへの来場者昨年の二倍以上でした。

        私たちのNPOを昨年発足したばかりですが、実績も上がり、信頼いただける組織に成って来たように思います。

        3月6日には、この会場で、「第五回あいち木造住宅耐震改修事例コンペで発表」が有り、アースデザイン設計がの作品が優秀賞に選ばれ、愛知県地震災害軽減システム研究協議会 会長 福和伸夫名古屋大学教授より表彰をして頂きました。
        今年は、耐震リフォームが増えそうです。現在すでに7件の計画が進められています。
        これからも、価値ある耐震リフォームに努めて参ります。