2012年12月31日月曜日

太陽光導入記年間発電・電気料金

本日我が家の年間発電量が出ました。
発電パネルは5.52kw/h<7,074kw>
メーカーの年間予想発電量は<6,536kw>
2・3・12月以外は予想を上回る発電をしました。
我が家のパネルは、屋根の上ではなく畑に設置しています。設置角度は、真北より東に28°向いていて12月は3時には西側の山の影の影響で条件は良くないのですが、メーカーの予想を超える結果を出しました。

年間発電量:7,074kw
年間消費量:9,765kw
年間売電量:5,279kw
年間買電量:7,970kw

以下は、電気代の使用料です。全ての電気を使って、約65,000円貯金できました。と言うことは、電気使用料も要らないから家計的には、この表からは年間20万円以上楽になるのですが、昼間の使用料は太陽光発電でもまかなっているのでそれを含めると25万円以上お得になっています。

3月には、直ぐ隣に10kwを超える太陽光発電パネルを載せる予定です。こちらは、産業用で設置しますので20年間42円/kwの買取価格が確定されています。

2012年12月18日火曜日

昭和16年建築の耐震補強!

名古屋市熱田区Y邸、平屋建てですが、ごらんのように隣の二階建ての建物と同じぐらいの大屋根に成っています。
現状は、南北Y方向の壁量は沢山有るが、東西X方向の壁が開口部が多い為に壁が少なくX方向の診断値が非常に悪い建物で有った。また、建築が昭和16年で基礎形状が、I字型で現在の布基礎は逆T字型と比べると地盤に対して弱い建物です。また、その基礎は、外周部しか無かったのです。

解体してみると、内部の間仕切りにはX・Y方向の梁が共に無い状態でした。

補強は、ベタ基礎を施工して、既設基礎とベタ基礎を一体化させ、GHハイブリッド制震装置をXY方向二ヶ所づつ計4ヶ所設置して、構造用合板と筋交補強を組み合わせて補強改修工事を行いました。

診断値 0.39 補強値 1.08  補強改修費 183万円


2012年12月15日土曜日

西洋アンティークと暮らす住宅の耐震改修工事PartⅡ

耐震補強改修工事

こちらは、GHハイブリット制震装置です。建物の揺れを押えて強さも兼ね備えた弊社得意の補強工法です。O邸では、この装置と合わせて、筋交+合板補強を行いました。予想される南海トラフ巨大地震は、繰り返し余震が襲ってくると考えられています。制震装置は繰り返し襲ってくる余震に対しても安心していただけます。

こちらの構面は、既設を捲ると既設筋交がXの形で入っていたのですが、左側から上がっている筋交は有効ですが、右側から上がっている筋交は交差している部分で切断されていました。この建物は全てこの方法で筋交が施工されていたんです。その為に補強値が下がって仕舞いました。それで新しい筋交を入れ直し構造面材、吉野石膏ボードのガラス繊維補強石膏ボード「グラスロック」を採用して耐震補強を致しました。

診断値 0.46 補強値 1.24 耐震補強費 178万円

家具・調度品・美術品はクライアント自身が確りと固定されています。硝子アンティークの工芸品は美術館と同じ方法で透明なゲル樹脂で固定されています。建物は、制震装置よって揺れを制御しているので揺れが小さくなり、硝子アンティーク美術品を守ってくれるのです。

耐震補強工事に合わせて床のバリヤフリー+床暖房、壁・天井の塗装替えを行いました。

2階寝室は、今話題の日本独自の技術でH2ロケットにも採用されて遮熱塗装「ガイナ」も採用しました。





寝室は淡いピンクのガイナ塗装を施工しました。天井が吹き抜けになってアンティークのシャンデリアもマッチして素敵な雰囲気になりました。

2012年11月14日水曜日

西洋アンティークと暮らす住宅の耐震改修工事!

岡崎市のO様邸、築35年のとても綺麗な洋風建築です。ベランダが2階屋根と一体になっています。
後で分かりましたが、この部分が建物に悪い影響を与えていました。 


お庭も素敵にお手入れされています。
 サッシは全てペアー硝子成っていました。

リフォームは、何回かされていますが、耐震改修は
初めてです。

観葉植物が壁に吊り下げられた アプローチです。
白い壁に良く似合っていますね!
アンチーク家具と西洋骨董に囲まれて居間です。
この他にも沢山 あります。
貴重なアンティーク家具・骨董品は美術品を
扱うように綺麗に整頓され耐震用に固定もされています。
でも、建物が耐震補強をしていなかったので、今回岡崎市に
協力頂き、岡崎市の図書館で無料相談会を開催した時のお客様です。


 
耐震改修の工事を始めて壁を捲って見ると2階のベランダからの
漏水で壁に湿気が伝わってそこにシロアリが ・・・・・・
キズリと筋交を食い尽くしていました。ベランダは、防水をやり直して
いましたが、このような被害に合うのです。土台・柱は大丈夫でした。
シロアリ業者には、床下を定期的にメンテナンスをしていたのですが
壁の中までは分からなかったのです。
こちらは、四枚目の写真の部分を捲ったところです。
やはり、2階ベランダからの漏水でキズリが腐っていました。
壁を捲って分かったのですが、壁には、Xの文字のように
建物を地震の揺れに耐えるように筋交と言うものが入っています。
この建物は、沢山筋交が入ってましたが、良く見ると片方は一本
通っていますが、片方は重なるところで切れていました。これでは
半分の力しか有りません。
最初の診断値は、0.47でしたが、これを私は、制震装置を組み込んで1.24まで上げた耐震改修をしました。
次回に続きを書きます。

2012年11月5日月曜日

ツインデッキの家完成が近ず来ました!

リビング・ダイニング・吹き抜けから和室を望みます。
壁は、ドイツ製の大理石を粉砕した天然素材の塗り壁
全く匂いが有りません。もちろん調湿機能は優れています。
床は、最高級のブラックウォールナット無垢材です。










アイランドキッチン床は、ホワイト大理石、キッチン本体は対照的に
ブラックのピアノ仕上げです。天井は、レッドシダー無垢張りです。










内部階段です。スチールのササラに踏み面は、無垢のタモt35です。
シャープな仕上げになっています。










中庭から外部階段から上がった西側からの景色です。
中庭・デッキは隣地からのプライバシーを確保されています。

耐震化アドバイザー養成講座第三日

本日は、養成講座第三日です。私達は主催者側のサポーターとして参加しています。
今日は、午前中は、家具の転倒防止のスペシャリスト「たくみ設計室」の鈴木さんに講義をして頂きまいた。
午後からは、25日の耐震化事業企画の発表に向けての準備です。
皆さん、楽しんでいろんな企画を提案されていました。










次回は、名古屋大学講堂で一般公開の発表になります。
耐震化アドバイザーとして耐震化に向けた命を守る事業計画
の新しい企画を皆さん考えて見えました。
11月25日是非ご興味の有る方は、名古屋大学講堂にいらしてください。

2012年10月9日火曜日

耐震化アドバイザー養成講座

昨年に引き続き、愛知県からの要請で、NPO法人耐震化アドバイザー協議会が運営を任されて、
耐震化アドバイザー養成講座を開催しました。10・11月に渡り日曜日に4回の講座になります。
これは、名古屋大学の工学部レクチャーホールで行われています。私達NPO耐震化アドバイザー
のメンバーは全てこの講座の終了者です。私も主催者側のメンバーとしてサポートをさせて頂いています。

第一日目は、名古屋大学大学院 福和教授による、「南海トラフ巨大地震に対する地震対策」講義です。
福和教授の講演は、何回も聞いていますが、本当に勉強になり、面白くぐいぐい話に引き込まれていきます。
私達は、あらてめて地震に対する危機感と使命感を強く感じました。
午後からは、耐震化を進めるアドバイザーと耐震化を考えているが踏み切れないでいる相談者に扮して

ロールプレーンのグループワークです。ここでは、クライアントがどんな理由で耐震化に踏み切れねいで居るのか、
どんな、説明をするとクライアントが耐震化に踏み切れるのかを考えて行きます。
今回は、途中NHKの取材が入りました。8日朝のニュースで放送されました。

2012年9月16日日曜日

耐震補強改修工事完了!!

岡崎市(I)邸耐震改修工事が完了しました。此方は、GHハイブリッド製震装置を採用して、繰り返し襲ってくる余震対しても安心できるシステムを採用して、補強値を一階では1.3以上確保しました。また、こちらは、天井裏に以前からご紹介している、この暑い夏の日差しによる輻射熱をカットする、遮熱シート採用しています。明日より二日間岡崎市図書館でNPO法人アドバイザ-協議会による、耐震相談会を致します。是非一度耐震補強にご興味のある方は、お越しください。私は、17日月曜日に担当で居ます。


2012年8月26日日曜日

精密工場完成です!


5月から着工していた、鉄骨三階建て延べ床面積約2000平米の精密工場が完成しました。
実質四ヶ月の工期は短くて大変でした。これから、約50kwの太陽光発電パネルを載せます。
静岡県は、事業用で100万円の補助金がでます。
年間約230万円程の発電を全量買い取りをして頂きます。

凄い遮熱シート!

まだまだ、非常に厳しい暑さが続いています。暑さ対策はどのようにされていますか?
住宅の屋根です。
壁厚仕様は、鋼板t0.5+防水シートt0.5+合板t12+空気層t45+遮熱シートt4.0
合計62mmしか有りません。
まだ断熱材は有りませんが、屋根面温度が54.6度、内部天井面温度が33.0度、
温度差が21.6度
私の自宅の壁厚仕様は、外側からラムダサイディング(空気層有)t15+空気層t15
+ウレタンフォームボードt35+コンクリート打ち放しt200合計265mm
外壁の温度(午後1時半)42.4度、内壁温度28.6度、
温度差が13.8度
この津島市で進めている住宅は、まだ断熱材を入れていない状態で
この遮熱性能は凄いですよね!
この遮熱シート断熱材より安いのです。
施工には、気を付けないといけないことが有ります。
アルミは、輻射熱を97%反射しますが、熱伝導率は非常に高いからです。
施工を誤ると逆効果になります。