岡崎市のO様邸、築35年のとても綺麗な洋風建築です。ベランダが2階屋根と一体になっています。
後で分かりましたが、この部分が建物に悪い影響を与えていました。
お庭も素敵にお手入れされています。
サッシは全てペアー硝子成っていました。
リフォームは、何回かされていますが、耐震改修は
初めてです。
観葉植物が壁に吊り下げられた アプローチです。
白い壁に良く似合っていますね!
アンチーク家具と西洋骨董に囲まれて居間です。
この他にも沢山 あります。
貴重なアンティーク家具・骨董品は美術品を
扱うように綺麗に整頓され耐震用に固定もされています。
でも、建物が耐震補強をしていなかったので、今回岡崎市に
協力頂き、岡崎市の図書館で無料相談会を開催した時のお客様です。
耐震改修の工事を始めて壁を捲って見ると2階のベランダからの
漏水で壁に湿気が伝わってそこにシロアリが ・・・・・・
キズリと筋交を食い尽くしていました。ベランダは、防水をやり直して
いましたが、このような被害に合うのです。土台・柱は大丈夫でした。
シロアリ業者には、床下を定期的にメンテナンスをしていたのですが
壁の中までは分からなかったのです。
こちらは、四枚目の写真の部分を捲ったところです。
やはり、2階ベランダからの漏水でキズリが腐っていました。
壁を捲って分かったのですが、壁には、Xの文字のように
建物を地震の揺れに耐えるように筋交と言うものが入っています。
この建物は、沢山筋交が入ってましたが、良く見ると片方は一本
通っていますが、片方は重なるところで切れていました。これでは
半分の力しか有りません。
最初の診断値は、0.47でしたが、これを私は、制震装置を組み込んで1.24まで上げた耐震改修をしました。
次回に続きを書きます。
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