2012年12月18日火曜日

昭和16年建築の耐震補強!

名古屋市熱田区Y邸、平屋建てですが、ごらんのように隣の二階建ての建物と同じぐらいの大屋根に成っています。
現状は、南北Y方向の壁量は沢山有るが、東西X方向の壁が開口部が多い為に壁が少なくX方向の診断値が非常に悪い建物で有った。また、建築が昭和16年で基礎形状が、I字型で現在の布基礎は逆T字型と比べると地盤に対して弱い建物です。また、その基礎は、外周部しか無かったのです。

解体してみると、内部の間仕切りにはX・Y方向の梁が共に無い状態でした。

補強は、ベタ基礎を施工して、既設基礎とベタ基礎を一体化させ、GHハイブリッド制震装置をXY方向二ヶ所づつ計4ヶ所設置して、構造用合板と筋交補強を組み合わせて補強改修工事を行いました。

診断値 0.39 補強値 1.08  補強改修費 183万円


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