現状は、南北Y方向の壁量は沢山有るが、東西X方向の壁が開口部が多い為に壁が少なくX方向の診断値が非常に悪い建物で有った。また、建築が昭和16年で基礎形状が、I字型で現在の布基礎は逆T字型と比べると地盤に対して弱い建物です。また、その基礎は、外周部しか無かったのです。
解体してみると、内部の間仕切りにはX・Y方向の梁が共に無い状態でした。補強は、ベタ基礎を施工して、既設基礎とベタ基礎を一体化させ、GHハイブリッド制震装置をXY方向二ヶ所づつ計4ヶ所設置して、構造用合板と筋交補強を組み合わせて補強改修工事を行いました。
診断値 0.39 補強値 1.08 補強改修費 183万円
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